前から思ってることなんですが、絵画コンクールのあり方に少し疑問を感じるようになってきました。
作品一点で良し悪しを決めてします方法も良くないのですが、その人のたくさん描いてる中の一つあるので、
一つだけで判断するのはどうもあまり感心しません。
コンクールは悪い面だけでなくいい面もありますが、
はげみになったり、また次回は上の賞を取るといった感じでいいんですが、
賞に入れなかった人に対しては「あんだけがんばって描いたのになぜ入選出来なかったのかと思う人もいると思います。
しかたがないといえばそれまでですが、なにか諦めきれないスッキリしないものが残ってしますのは、
わたしだけなのでしょうか?
なんのために出品するのか、コンクールに入選したいから絵をかくのもいいの
ですが、審査員は何を基準に選んでいるのか本当のことがよくわかりません。
絵には良し悪しがあるのでしょうか?
わたしはコンクールよりも作品を描いた一人ひとりの思い、どのような気持ち
で描いたのかを聞いてあげることのほうがいいと思っています。
描いた人にこの絵はどんな絵なんですか?
何を表現しているのですか?
と聞いたら熱心に絵の説明をしてくれてとてもお互い嬉しくなり共感します。
昨日美術館でグループ展の準備をしている合間に作家さんに「この絵はどんな作品なんですか」と聞くと
詳しくていねいに話してくれて楽しくなり繋がりができます。
別の作家さんは「この絵はにおいのする絵なんです」よとか鳥の絵をたくさん
描いている作家さんは女性のラフの絵と鳥を合わせた絵があったので私が「面
白い表現ですね」と言ったらありがとうございます、といって喜んでおられました。
絵だけでもいい悪い、上手下手の基準を決めないで自由に愉しめば私はいいと思います。